2007年07月15日

中華料理店(店名不明)[マカオ(MACAU)]

マカオのガイドブックを見ると中世ヨーロッパの街並みがメインと思われがちだが、観光地にありがちなようにそれは一面でしかない。ちょっと裏道に入ればそこはすっかり中国な雰囲気。そんな中で見つけた繁盛店に突入。

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店内は大陸系の方々で大混雑。大陸系の方々は、男も女も老いも若きもみな声が大きい。その迫力をBGMにしながら、値段が「元」でしか書かれていないメニューと格闘。漢字で凡そのイメージはできるのだがイマイチ決めかねていると、やはり声のでかいお店のおばちゃんがやってきて、なにやら一方的に話しまくってきた。たぶん言ってたのはこんな感じ。

「あんた決まったの?まだ決めてないの!あらあんた広東語しゃべれないのね、わかったわ、私が選んであげる。えーとまずはコレでしょ、コレがおいしいの。そして、そうね、これね。あんた体が大きいからこれくらいは食べられるでしょ。あとビールも1つよね。」

といった感じで一方的に決められたが、まぁそれも旅の醍醐味。しばらくして出てきたのがこの2品「イカとブロッコリーの炒め物」「回鍋肉」。

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どちらも大陸の力強さを感じるパワフルなお味。ひとことで言えば「味が濃い」。でもそれは嫌な濃さではなく、庶民の食卓の日常を感じられるほっとする味。ホテルの上品な広東料理も美味しいのだろうけど、せっかく現地に来たのだからこんな味も楽しみたい。

しかしおばちゃん、その後も「ごはんいる?あんた食べるでしょ?」「ピーナッツ好きでしょ。揚げてあるわよ」「ビールは1本でいいの?こっちのビールも旨いわよ」(広東語わからないので雰囲気でお伝えしています)と、矢継ぎ早に話しかけてきてくれる。とても嬉しいが、最初の2品で十分に4人前はある。さっき麺食べたばっかりだし。ごめんね、おばちゃん。

そんな感じでお会計をしたら84H$。日本円で1300円くらい。お安く満腹にしたいなら裏道の中華だよね。
明るく楽しく、おせっかいなおばちゃんにマカオ初のチップを渡す。最後に満面の笑みで「バイバーイ」って言ってくれたのが印象的。

場所はマンダリン・オリエンタル・マカオから徒歩4分くらいの「巴黎街」か「魯塞爾街」のマンダリン・オリエンタル・マカオから見て2ブロック目のエリア。

その他のマカオの写真はflickrにアップ。
マカオの写真

そんな感じで一日目にしてすでにカロリーオーバー。OK、OK、大丈夫。マカオは暑い。明日散歩すれば大丈夫さ。だから今日もダイエット大成功。

posted by おれんじまん at : 11:16

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