2007年01月30日

カレーマラソン第8日目 トプカ淡路町本店 [淡路町・神田]

神田まつやと言えば、蕎麦好きでは知らぬ人はいないのではないかと言うほどの名店。蕎麦の名店というと、どうしても敷居が高く作法にうるさいように思われがちだが、神田まつやは全く異なる。昭和のよき時代の蕎麦屋、小さな四角い椅子に肩を寄せ合っての相席があたりまえの蕎麦屋がそのまま残っている。しかも旨い。

と、カレーマラソンに似つかわしくない始まり方だが、本日訪れた「トプカ」淡路町本店はこの神田まつやの目と鼻の先。靖国通りから横にそれる路を入った角にある、不思議な雰囲気を持った店構えだ。

店内に入ると、まずは最初に注文を行う。初回の訪問では戸惑うかとは思うが、ここで注文に手間取っては雰囲気も台無し。あらかじめウェブサイトなどで予習し、注文を決めてから行くのがいいだろう。「印度風カリー」「欧風カリー」と主に2種類に分類されるカレーは、キマカリー（キーマカリー）、マトンカリー、ムルギダルカリー、ポークカリー、ムルギカリー、漁師の白身魚のカリー、牛すじ煮込みカリーなど多種多様。今回は「ムルギカリー」に狙いを絞っていくも、訪れた時間が遅かったためか、生憎品切れ。しかし、こんな事もあろうかと2番手を決めておいたボクは、入り口で立ち止まったまま呆然とすることもなくキマカリーを無事注文。

しばらくしてやってきたキマカリーは、黄色いスープ上のカレーの上にライス、その上にひき肉のカレー、そして最上段にトマトとスライスされた玉ねぎが乗った、色鮮やかなカレー。そして、その鮮やかさは彩りだけでは無い。一口食べた瞬間から、口いっぱいにスパイスの香りがたちこめる。まるで今収穫して挽いたばかりのようなその味わいは、他のカレーとは一線を画すインパクト。

皿の下にあるカレーとひき肉のカレー、どちらも辛さは十分に保ちながら、それぞれ違う旨みの深さを持つ。それぞれを別に食べて2つの味を楽しみ、さらには2種類のカレーを混ぜた合計3つの味が楽しめる、なんと豊かなカレーだろう。
スパイスの鮮烈な香りを堪能しながら、そしてそのスパイスの効能で全身汗だくになりながら、これは他のメニューもしっかり食べねば、そんな固い決意を抱いたカレーマラソン8日目であった。
もちろん汗だくになったのだから、カレーダイエットも大成功。

トプカ淡路町本店 [淡路町・神田]
住所・地図：東京都千代田区神田須田町1-11
電話：03-3255-0707
営業時間：11:00～15:30 17:30～22:30（土・日・祝は11:30～18:00）
定休日：年中無休

posted by おれんじまん at : 23:54

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