2007年02月12日

カレーマラソン第21日目 ピキヌー:PICKEENOO [駒澤大学・駒沢公園]

カレーマラソンを始めてすぐに友人から紹介されていたのだが、なかなか行けなかったお店、それがここ「ピキヌー」だ。

ピキヌー

なぜ行けなかったのか。実は先週も訪れてみようと試みたのだが、しかし見つからなかったのだ…

うろ覚えの地図で訪れた先週の反省を踏まえ、今回はしっかりと地図を確認。目的の道を自転車で歩くぐらいの速度で走っていると、駐車場らしき入り口の奥にカレーのメニューを発見。これは自転車で普通の速度で走ってたら見落としてしまうな。

ちょっと奥まっているだけに入るのには勇気がいるが、思い切って奥にどんどんすすむと、旨い店のオーラが漂ってくる。ただ者ではない雰囲気。

席に座りメニューを見ると、常連さんがコメントしたとおぼしき紹介文が書かれたメニューが目に入る。そのどれもが、ここピキヌーを知り抜いた経験則に基づいているのが読み取れるが、ちょっと怖いのは本気で辛そうなところだ。が、ここは勇気を振り絞って、定番となっている「チキンカレー」を注文する。

メニューにも「急ぎの方はチキンカレー」とあるだけあって、注文後、ほぼ待つことも無く供されたチキンカレーは、その色からして辛そう。一瞬たじろいでいると、食べ方が分からない素人だと思われたのか、店員さんが優しく「ライスにナンプラーをかけて味を調整してくださいね」と説明してくれる。その店員さんの指示に従いライスにナンプラーをかけ、あらためて気合を入れてその真っ赤なスープを口に一口はこぶ。

「旨い」

正直に言おう、これほど旨いとは予想だにしていなかった。
一口入れた瞬間にほとばしる、カレーの旨み。そう、これは紛れも無くカレーの旨みだ。骨ごと入っているチキンも旨いのだが、ここのカレーはカレー自体が旨い。とにかく口の中が旨みで埋まる感覚なのだ。が、その刹那襲ってくるのは、刺激的な辛さ。しかもそれは舌で感じるよりも早く、体が感じるのだ。

体中の汗腺が一気に開いたのではないかと思われるほど、瞬間的に噴出す汗。しかもそれは食べている間中継続する。が、食べる手は止まらない。それほどこのカレーの味わいは魅力的なのだ。

一気に食べ上げ、その直後に思ったのは「もう一皿食べようかな」。口の中は燃えるように辛さを感じているのだが、その辛さも旨みを増す一員になって満腹中枢よりも旨いもの神経への刺激が勝っているのだ。これは通わずにはいられない一店になるのは間違いない。

ピキヌー:PICKEENOO [駒澤大学・駒沢公園]
住所・地図:東京都世田谷区駒沢1-4-10
電話:03-3422-7702
営業時間:11:30(日曜12:00)~16:00 18:00~21:00頃
定休日:水曜日

posted by おれんじまん at : 22:59

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