2007年02月15日

洋食亭 いし井 （ポークジンジャー） [武蔵小山]

毎度おなじみとなりつつある、東急目黒線武蔵小山の洋食の名店、洋食亭いし井。いつもは何を食べようか店内でも悩み続けるのであるが、今回はある品を求めてやってきた。それは「ポークジンジャー」。

ポークジンジャー、訳せば豚のしょうが焼きだが、それをしょうが焼きと言わないところに、ここ洋食亭いし井の心意気が感じられる。ではなぜ今日はポークジンジャーを目指してきたのか。それはボクが愛してやまない雑誌「散歩の達人」のグルメムック、ザ・東京グルメ―足でかせいだ街角の美味全222軒!のしょうが焼きの名店として、ここいし井が紹介されていたからだ。

ザ・東京グルメ―足でかせいだ街角の美味全222軒!

実は、お恥ずかしい話しながらこのポークジンジャーは、友達から一口もらっただけで、ちゃんと味わったことはなかったのだ。その後悔の念と、やっぱりきちんと味わってみたいという欲求から、今日も我慢できずに訪れたわけだ。

その念願のポークジンジャーのお味と言えば、これはもう「洋食屋のしょうが焼きはかくあるべき」の一言に尽きる。洋食屋のソテーだけあり、そのソースには甘みが隠れる。しかし、その甘みの上にドカンと陣取るかのごとく主張する、強い生姜の風味。しかし、その主張はちっとも嫌ではない。いや、むしろこの主張が豚肉の歯ごたえとマッチして、家庭で食すしょうが焼きとは、ひと味もふた味も違う世界をかもし出す。

本来なら単品で頼むべき品であるが、お薦めセットに「ポークジンジャー＆エビフライ」と書かれては、この魅力を振り切ることは困難。なぜなら、このエビフライも尋常じゃない一品。まぁ、エビフライの魅力に関しては、後日改めて気合のレポートを書きますので、しばしお待ちを。

洋食亭 いし井
住所・地図：東京都品川区小山3-20-11
電話：03-3785-0143
営業時間：11:30～15:00 17:00～22:30
定休日：水曜日

posted by おれんじまん at : 23:58

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