2006年02月01日

ぼんナ・ペティ

館山道が開通したとはいえ全面開通にはまだ遠い。ゆえに千葉市からでも2時間以上かかってしまう、房総半島の最南端の街館山。

観光地として有名なこの街だが、それにしては寂れている。特に寂しいJR館山駅前を、少し千葉方面に戻ったところにある、古びた白い館がこのお店。
外観も中も喫茶店を彷彿とさせるが、一口食べればそれが驚きをもって否定されるであろう。
房総で獲れた魚介を、独特の味付けで供す料理は、どれもが感嘆に値する出来。店の外観や内装とのギャップから美味しく感じるお店もあるが、ここは味だけで十分驚きだ。
惜しむらくはそのサービスとその雰囲気。
サービスはお店のおばちゃんが行うが、無愛想を絵に描いたような接客。まあ、そこがほほえましいといえばほほえましいが。雰囲気も、落ち着いたといえば聞こえがいいが、なんか薄暗い。床がベタベタするのも気持ち悪いし。
しかし、それらを含めた上で、わざわざ行く価値ありと判断する。それほど良い味だ。
お値段は、ランチで1人3000円、夜で5000円程度。この値段もまた魅力的だ。

最近行ったのは 01/02

「館山なんて、中年夫婦の日帰り旅行じゃん」って君!確かに他に見るところはないかもしれない。が、この店に行くだけで十分だ。車酔いしないように安全運転で、行け!

住所:千葉県館山市北条2209
電話:0470-22-4091

この記事は昔やっていたウェブサイト「ギュウタン」で掲載していたものです。情報が古いので訪れる際にはご注意くださいね。

posted by おれんじまん at : 10:49

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